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iPhoneでWinmail.datが届いた時の対処法

iPhone の「メール」で winmail.dat が届いたときに、アプリを入れずに Safari で中の添付ファイルを取り出す手順。Apple と Microsoft の説明に沿って、なぜ届くのか、送信者に何を頼めばよいかまで。

winmail.dat を今すぐ開く

iPhone の Safari でもそのまま動きます。アプリのインストールは不要です。

winmail.dat ビューアを開く

ブラウザ内で処理し、アップロードは発生しません。

iPhone の「メール」に winmail.dat という添付ファイルが付いたメールが届いても、タップするだけでは中身が出てきません。Apple も、iPhone・iPad・Mac で winmail.dat を開くには、ファイルを保存して他社製の winmail.dat ビューアで開くよう案内していました(いまは Apple のサイトから消え、Internet Archive に残っている Apple のサポート記事より)。

このサイトの winmail.dat ビューアは Safari の中で動くので、アプリを入れずにその手順を済ませられます。

iPhone で開く手順(3 ステップ)

  1. winmail.dat を「ファイル」に保存する — 「メール」でメールを開き、winmail.dat をタッチして押さえたままにして、「“ファイル”に保存」を選びます(Apple の iPhone ユーザガイドにある添付ファイルの保存手順です)。保存先はどこでもかまいません。
  2. Safari でビューアを開いてファイルを選ぶ — Safari で winmail.dat ビューアを開き、ファイルを選ぶ欄をタップして、保存した winmail.dat を選びます。
  3. 中の添付ファイルを保存する — 件名・差出人・本文と、中に入っていた添付ファイルの一覧が出ます。添付ファイルの「ダウンロード」を押すと保存されます。Apple によると、インターネットからダウンロードしたファイルは「ファイル」アプリの「ダウンロード」フォルダに入ります。複数ある場合は「すべてZIPでダウンロード」でまとめて保存できます。
winmail.dat ビューアが復号したメッセージと抽出された添付2件を表示している画面。
画面 winmail.dat ビューアの表示(パソコンの画面)。iPhone の Safari でも同じ操作で使えます。

ファイルはサーバーに送られず、iPhone の中で読み取られます。このサイトの計測では、2026 年 7 月から 10 月初めまでに iPhone など(iOS)で winmail.dat が読み込まれたのは 39 回で、すべて読み取れ、うち 22 回で添付ファイルが見つかりました(残る 17 回は、中に添付ファイルが入っていませんでした)。

添付の名前が winmail.dat ではなく ATT00001.dat のようになっていても、同じ手順で開けます。ビューアは名前ではなく中身で判断します。

なぜ winmail.dat が届くのか

多くの場合、送ってきた人の Outlook が、メールを「リッチ テキスト形式」で送ったためです(送る側の組織のメールサーバーの設定が原因のこともあります)。Microsoft の説明では、リッチ テキストのとき Outlook は TNEF という Microsoft 独自の形式でメッセージを包み、受け取る側がそれを扱えないと、Winmail.dat という添付ファイルが付きます。

同じ説明によると、Winmail.dat には次のものが入っていることがあります。

  • 書式付きの本文(フォントや色)
  • 本文に埋め込まれた画像や Office 文書
  • Outlook の機能(投票ボタンや会議出席依頼など)
  • 送信者が付けた普通の添付ファイル

最後の「普通の添付ファイル」が、winmail.dat の中に閉じ込められて見えなくなっているのが、いちばん困る場合です。逆に、中に役立つものが何も入っていないこともあります(Apple の記事も同じことを書いていました)。そのときはビューアに添付ファイルが出てきません。本文は、メールにテキストとして別に届いています。

出典は Microsoft の「メッセージ形式が電子メール メッセージに与える影響」と、Apple の iPhone ユーザガイド「iPhoneの「メール」でメールの添付ファイルをダウンロードする」「iPhoneやiPadでダウンロードしたファイルはどこにありますか?」です。

送信者に頼むこと

受け取る側の設定では止められません。送ってくる人の Outlook で、メールを HTML 形式(またはテキスト形式)で送るようにしてもらいます。次のように伝えると通じます。

いただいたメールの添付ファイルが「winmail.dat」という形で届き、iPhone では開けませんでした。お手数ですが、Outlook のメールの形式を HTML 形式に変えて、もう一度送っていただけますか。メッセージの作成画面の「書式設定」タブの「形式」で「HTML」を選ぶと、そのメールだけ切り替えられます。

毎回の設定を変える手順(Outlook の「ファイル」→「オプション」→「メール」)や、会社の管理者が組織全体で止める方法は、winmail.dat を送らないようにする Outlook の設定にまとめています。

よくある質問

HTML形式にしてもらったのに、まだ winmail.dat が届きます。
返信や転送だと、Outlook は受け取ったメールと同じ形式で送ります。会議出席依頼や投票ボタンのように TNEF が必要な機能を使ったメールや、送る側の組織のメールサーバーの設定が原因のこともあります。確かめる順番はwinmail.dat を送らないようにする設定にまとめています。
取り出した添付ファイルを iPhone で開けません。
中の添付が Windows 専用の形式(.exe や古い一太郎の文書など)だと、iPhone には開くアプリがありません。何の形式かだけでも知りたい場合は判定ツールに入れてみてください。

この記事を書いた人

Ren

OpenedFile 開発者

OpenedFile を一人で作って運用しています。きっかけは、届いたメールの winmail.dat がどうやっても開けなかったこと。見つかるオンライン変換サービスはどれも「まずファイルをサーバーにアップロードしてください」というものばかりでした。それなら自分で書こうとTNEF パーサをフルスクラッチで実装し、以来このサイトのツールはすべてブラウザ内で完結しています。

OpenedFile について

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